「全国テストはプライバシー侵害」と仮処分申請 京都(アサヒ・コム)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が24日に実施する「全国学力・学習状況調査」はプライバシーの侵害になるとして、京都市と京都府京田辺市在住の児童と生徒計9人が16日、両市に自分たちへの学力調査の取りやめを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テスト中止求め仮処分申し立て 京都の児童、生徒9人(京都新聞)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月24日に実施される「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシー権や教育を受ける権利を侵害し、違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒計9人が16日、両市の教育委員会にテストの中止を求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テストをめぐる仮処分や訴訟提起は全国で初めてで、「家庭事情に踏み込む質問もあり、国や受託業者がこうした個人情報を収集・管理するのは問題だ」と訴えている。
文科省が昨年末に実施した予備調査では、質問紙調査に「自分は家の人から大切にされているか」「先生から認められているか」などの項目があった。弁護団は「プライバシーにかかわる生活状況調査で個人を特定することに正当性はなく、憲法や個人情報保護法に反する。国家による教育内容、家庭教育への介入に当たり、教育基本法にも反する」と主張する。
* * *
全国一斉学力テストの差し止めを求める仮処分がなされました。
来週、4月24日に、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に学力テストが行われることを知らない方がほとんどだと思います。
対象となっている児童生徒やその保護者にもほとんど知らされていないのが実態です。テストという性質上、問題内容を知らせないというのは当たり前ですが、今回の場合、テストの実施そのものや、テストの目的、採点・集計を民間委託することなどについて、全くなんの説明もされていないのです。
個人情報やプライバシーの保護の重要性が認識されるようになった昨今、今回のような、全く説明もせずに個人情報を取得するようなやり方は許されないと言えるでしょう。
個人情報保護の観点とは別に、学力テスト自体の問題点も指摘されています。
というのは、今回の学力テストは全国一斉に行われますが、これまでも地域ごとに学力テストを行ってきたところがあり、そういったところでは、学校ごと・クラスごとに順位をつけて序列化し、競争をあおってきたのです。
学校ごと、クラスごとに競わせるというと聞こえが言いようにも思えますが、その結果、「学力テスト対策」と称して類題を解かせたり、出来の悪い子には当日欠席させて平均点を上げようとしたりなど、非常に歪んだやり方を引き起こしているのが実態です。
しかもそれは、子どもたちの学力を上げるためというよりは、学校や教師の評価を上げるためにされています。
これが「教育」なのですか?
ちなみに、私は、そもそも、与えられた問題の「正解」を出す能力を計ったり比べたりすることにどれだけの意味があるのか、ということ自体にも疑問を持っています。
全国の小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が24日に実施する「全国学力・学習状況調査」はプライバシーの侵害になるとして、京都市と京都府京田辺市在住の児童と生徒計9人が16日、両市に自分たちへの学力調査の取りやめを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テスト中止求め仮処分申し立て 京都の児童、生徒9人(京都新聞)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月24日に実施される「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシー権や教育を受ける権利を侵害し、違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒計9人が16日、両市の教育委員会にテストの中止を求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テストをめぐる仮処分や訴訟提起は全国で初めてで、「家庭事情に踏み込む質問もあり、国や受託業者がこうした個人情報を収集・管理するのは問題だ」と訴えている。
文科省が昨年末に実施した予備調査では、質問紙調査に「自分は家の人から大切にされているか」「先生から認められているか」などの項目があった。弁護団は「プライバシーにかかわる生活状況調査で個人を特定することに正当性はなく、憲法や個人情報保護法に反する。国家による教育内容、家庭教育への介入に当たり、教育基本法にも反する」と主張する。
* * *
全国一斉学力テストの差し止めを求める仮処分がなされました。
来週、4月24日に、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に学力テストが行われることを知らない方がほとんどだと思います。
対象となっている児童生徒やその保護者にもほとんど知らされていないのが実態です。テストという性質上、問題内容を知らせないというのは当たり前ですが、今回の場合、テストの実施そのものや、テストの目的、採点・集計を民間委託することなどについて、全くなんの説明もされていないのです。
個人情報やプライバシーの保護の重要性が認識されるようになった昨今、今回のような、全く説明もせずに個人情報を取得するようなやり方は許されないと言えるでしょう。
個人情報保護の観点とは別に、学力テスト自体の問題点も指摘されています。
というのは、今回の学力テストは全国一斉に行われますが、これまでも地域ごとに学力テストを行ってきたところがあり、そういったところでは、学校ごと・クラスごとに順位をつけて序列化し、競争をあおってきたのです。
学校ごと、クラスごとに競わせるというと聞こえが言いようにも思えますが、その結果、「学力テスト対策」と称して類題を解かせたり、出来の悪い子には当日欠席させて平均点を上げようとしたりなど、非常に歪んだやり方を引き起こしているのが実態です。
しかもそれは、子どもたちの学力を上げるためというよりは、学校や教師の評価を上げるためにされています。
これが「教育」なのですか?
ちなみに、私は、そもそも、与えられた問題の「正解」を出す能力を計ったり比べたりすることにどれだけの意味があるのか、ということ自体にも疑問を持っています。
ブログを拝見しました。NHK「日本の、これから」のディレクター清水真人です。この番組は一般市民による3時間の生討論番組でこれまでに「憲法9条」「いじめ」「年金」など社会問題を取り上げてきました。次回3月8日(土)テーマは「学力」です。
昨今、日本の子供たちの学力低下が問題視されています。
ゆとり教育の功罪。公教育・教師への不信感。無責任な親。やる気のない子供たち。地域社会の崩壊。原因は色々考えられます。
番組では学力低下の背景を整理し、日本という国の将来を担う子供たちにどんな教育が必要なのかを徹底的に議論したいと思っています。国際競争に打ち勝つための優秀な人材育成に力を入れるのか、経済至上主義ではなく心豊かな大人に育てるべきなのか。学力を考えることは日本の向かうべき方向性を考えることにもつながります。
番組では立場の異なる多くの方からの意見を募集しています。中高生も大歓迎です。25日夜より番組HPからアンケートに参加頂けますので、是非ご協力下さい。その際、「清水宛」と一筆下さい。宜しくお願いします。
http://www.nhk.or.jp/korekara/
トラックバックURL↓
http://okawara.blog44.fc2.com/tb.php/62-7f6c1ba1
| ホーム |

