全国学力テスト中止の仮処分、京都地裁は判断見送り(アサヒ・コム)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が実施する全国学力調査をめぐり、京都市と京都府京田辺市の小中学生9人が両市に自分たちへの学力調査を中止するよう求めた仮処分申請の審尋が23日、京都地裁(佐野義孝裁判官)であった。同地裁は同日中の判断を出さなかった。24日の学力調査の終了時までに仮処分申請の結論が出されない場合、同地裁が却下するか、申立人側が取り下げることになるという。
両市教委は、学力調査について「通常の授業と同様に扱う」との見解。登校しない場合は、欠席扱いになるという。
京都地裁、結論出さず 学力テスト中止仮処分申請(京都新聞)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシーの侵害などに当たり違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒9人が両市にテスト中止を求めた仮処分申し立てで、京都地裁は23日までに結論を出さなかった。テストは24日に実施されるため、申し立ては「時間切れ」で却下される見通しとなった。
両市の教育委員会は「テストを受けたくない理由で登校しなくても、欠席扱いとする」との姿勢で、保護者や弁護団は「事実上の強制。裁判所が判断しないのは無責任だ」と反発している。
弁護団は「(テストには)プライバシーにかかわる生活調査も含まれ、強制するのは違憲、違法だ」などと主張し、両市に対して、児童や生徒がテストを受けなかった場合の対応について釈明を求めていた。京都市教委は23日に開かれた地裁の審尋で「通常の授業と同様に扱う」と回答した。登校しない場合は欠席とし、テストを受けたくない児童、生徒には別室での授業などを各学校の判断で行う、という。京田辺市教委も同様の扱いをする、としている。
テストの実施後、弁護団側から申し立ての取り下げがなければ、地裁は「訴えの利益がない」として却下する見通し。
* * *
学力テスト差し止めの仮処分申立は、結局、時間切れのような形で終わりました。
実施されてしまえば、差し止めを求める利益はありませんので、「訴えの利益」がないとされてしまいます。
学力テストの8日前の申立なのでやむを得ない面もあるのでしょうが…
この間、学力テスト関連のワードで検索してこられる方が多く、関心の高さを物語っています。
その方々の気になるところは質問紙調査でしょうから、中学3年生に実施された質問紙調査をアップしようとおもったのですが、ここではpdfファイルはアップロードできないようですので、申し訳ありませんができません。
(追記)
アサヒ・コムに問題と解答、質問紙調査の内容がアップされていましたので、ご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
全国の小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が実施する全国学力調査をめぐり、京都市と京都府京田辺市の小中学生9人が両市に自分たちへの学力調査を中止するよう求めた仮処分申請の審尋が23日、京都地裁(佐野義孝裁判官)であった。同地裁は同日中の判断を出さなかった。24日の学力調査の終了時までに仮処分申請の結論が出されない場合、同地裁が却下するか、申立人側が取り下げることになるという。
両市教委は、学力調査について「通常の授業と同様に扱う」との見解。登校しない場合は、欠席扱いになるという。
京都地裁、結論出さず 学力テスト中止仮処分申請(京都新聞)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシーの侵害などに当たり違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒9人が両市にテスト中止を求めた仮処分申し立てで、京都地裁は23日までに結論を出さなかった。テストは24日に実施されるため、申し立ては「時間切れ」で却下される見通しとなった。
両市の教育委員会は「テストを受けたくない理由で登校しなくても、欠席扱いとする」との姿勢で、保護者や弁護団は「事実上の強制。裁判所が判断しないのは無責任だ」と反発している。
弁護団は「(テストには)プライバシーにかかわる生活調査も含まれ、強制するのは違憲、違法だ」などと主張し、両市に対して、児童や生徒がテストを受けなかった場合の対応について釈明を求めていた。京都市教委は23日に開かれた地裁の審尋で「通常の授業と同様に扱う」と回答した。登校しない場合は欠席とし、テストを受けたくない児童、生徒には別室での授業などを各学校の判断で行う、という。京田辺市教委も同様の扱いをする、としている。
テストの実施後、弁護団側から申し立ての取り下げがなければ、地裁は「訴えの利益がない」として却下する見通し。
* * *
学力テスト差し止めの仮処分申立は、結局、時間切れのような形で終わりました。
実施されてしまえば、差し止めを求める利益はありませんので、「訴えの利益」がないとされてしまいます。
学力テストの8日前の申立なのでやむを得ない面もあるのでしょうが…
この間、学力テスト関連のワードで検索してこられる方が多く、関心の高さを物語っています。
その方々の気になるところは質問紙調査でしょうから、中学3年生に実施された質問紙調査をアップしようとおもったのですが、ここではpdfファイルはアップロードできないようですので、申し訳ありませんができません。
(追記)
アサヒ・コムに問題と解答、質問紙調査の内容がアップされていましたので、ご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
京都府議を公選法違反容疑で逮捕 本人は全国初(アサヒ・コム)→記事全文
京都府警は17日、金銭を払う約束で未成年者らに選挙運動をさせたとして、統一地方選前半の8日に投開票された京都府議選で当選した水口洋議員(54)=京都市中京区西ノ京両町=を公職選挙法違反(買収、未成年者使用)容疑で逮捕した。府警によると、今回の統一地方選で候補者本人が公選法違反容疑で逮捕されるのは全国初。
捜査2課の調べによると、水口容疑者は中京区内の事務所で2月中旬、時給千円で選挙運動をすることを未成年を含む数人と約束し、今月7日までの選挙期間中、数人に選挙運動をさせた疑い。
調べに対し水口容疑者は「選挙運動をしてもらうためにアルバイトを雇った。未成年者がいることも知っていた」と供述しているという。
* * *
選挙運動員にアルバイト代を払って選挙違反になるケースはこれまでにもあったのに、どうして繰り返し起こるんですかね。
京都市民としては呆れてしまいます。
というより、選挙運動のためにアルバイトを雇うという感覚が全く理解できません。
選挙運動は支持者が自主的に行うものではないのですか?
お金を払って支持を訴えてもらうっておかしくないですか?
選挙における支持というのは、個人の主義主張や思想信条と結びついた行動のはずなのですが、どうも商業宣伝などと同じ感覚でアルバイトを雇うことが行われているようですし、あまりその辺が気にならずにバイト代をもらって選挙運動をする方がいるようです。
思えば、青い旗をなびかせた自転車が候補者カーの後をついて走っては、メガホンで候補者名を叫んだりしていましたが、あの方々は時給1000円で雇われた方々だったのだろうか…
関連する条文です。
公職選挙法221条1項
次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
1号 当選を得若しくは得しめない目的をもって選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み又は約束をしたとき
同条3項
次の各号に掲げる者が第1項の罪を犯したときは、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。
1号 公職の候補者
同法251条
当選人がその選挙に関しこの章に掲げる罪(中略)を犯し刑に処せられたときは、その当選人の当選は、無効とする。
どうやら事実関係は認めているようなので、当選無効になる可能性がありますね。
問題は、3か月以内に罪が確定するかどうか。
3か月以内ならば繰り上げ当選、それを越えれば欠員でいずれ補欠選挙、なのだそうです。
略式なら3か月以内に終わることになるでしょうが、正式起訴されたときは、罪を認めていることを含めて考えると3か月という期間はかなり微妙な期間ですね。
もし仮に、3か月以内に罪が確定した場合、繰り上げ当選の対象になるのは、投票日に一度選管が誤って発表したために間違えて万歳してしまい、直後に落選を知らされがっくりされていた方。
今度は繰り上げ当選の有無でやきもきしそうですね、何の因果か知りませんが。
京都府警は17日、金銭を払う約束で未成年者らに選挙運動をさせたとして、統一地方選前半の8日に投開票された京都府議選で当選した水口洋議員(54)=京都市中京区西ノ京両町=を公職選挙法違反(買収、未成年者使用)容疑で逮捕した。府警によると、今回の統一地方選で候補者本人が公選法違反容疑で逮捕されるのは全国初。
捜査2課の調べによると、水口容疑者は中京区内の事務所で2月中旬、時給千円で選挙運動をすることを未成年を含む数人と約束し、今月7日までの選挙期間中、数人に選挙運動をさせた疑い。
調べに対し水口容疑者は「選挙運動をしてもらうためにアルバイトを雇った。未成年者がいることも知っていた」と供述しているという。
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選挙運動員にアルバイト代を払って選挙違反になるケースはこれまでにもあったのに、どうして繰り返し起こるんですかね。
京都市民としては呆れてしまいます。
というより、選挙運動のためにアルバイトを雇うという感覚が全く理解できません。
選挙運動は支持者が自主的に行うものではないのですか?
お金を払って支持を訴えてもらうっておかしくないですか?
選挙における支持というのは、個人の主義主張や思想信条と結びついた行動のはずなのですが、どうも商業宣伝などと同じ感覚でアルバイトを雇うことが行われているようですし、あまりその辺が気にならずにバイト代をもらって選挙運動をする方がいるようです。
思えば、青い旗をなびかせた自転車が候補者カーの後をついて走っては、メガホンで候補者名を叫んだりしていましたが、あの方々は時給1000円で雇われた方々だったのだろうか…
関連する条文です。
公職選挙法221条1項
次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
1号 当選を得若しくは得しめない目的をもって選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み又は約束をしたとき
同条3項
次の各号に掲げる者が第1項の罪を犯したときは、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。
1号 公職の候補者
同法251条
当選人がその選挙に関しこの章に掲げる罪(中略)を犯し刑に処せられたときは、その当選人の当選は、無効とする。
どうやら事実関係は認めているようなので、当選無効になる可能性がありますね。
問題は、3か月以内に罪が確定するかどうか。
3か月以内ならば繰り上げ当選、それを越えれば欠員でいずれ補欠選挙、なのだそうです。
略式なら3か月以内に終わることになるでしょうが、正式起訴されたときは、罪を認めていることを含めて考えると3か月という期間はかなり微妙な期間ですね。
もし仮に、3か月以内に罪が確定した場合、繰り上げ当選の対象になるのは、投票日に一度選管が誤って発表したために間違えて万歳してしまい、直後に落選を知らされがっくりされていた方。
今度は繰り上げ当選の有無でやきもきしそうですね、何の因果か知りませんが。
伊藤長崎市長、銃撃され重体 容疑者、殺すつもりだった(アサヒ・コム)→記事全文
17日午後7時50分ごろ、長崎市の伊藤一長(いとう・いっちょう)市長(61)が、JR長崎駅前にある同市大黒町の選挙事務所前の歩道で、短銃を持って待ち伏せしていた男に背後から数発撃たれた。伊藤市長は長崎大学病院に運ばれたが、2発が当たっており、心肺停止状態という。長崎県警は男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕するとともに、所持していた短銃1丁を押収した。
逮捕されたのは、長崎市風頭町、指定暴力団山口組系「水心会」会長代行、城尾哲弥容疑者(59)。調べに対し「伊藤市長を狙った。殺すつもりだった」と容疑を認めているという。
伊藤市長は、22日投開票の同市長選に4選を目指して立候補。
選挙運動の後に事務所に戻ったところを狙われたとみられる。
* * *
自らと異なる意見、信条を持つものを暴力で押さえようとする行為、まさにテロリズムです。
絶対に許すことはできません。
しかも選挙中。
主義主張が違うのであれば、支持できないのであれば、選挙運動や投票行動でそれを示すのが「有権者」でしょう。
それを暴力で抑圧しようとするなんて言語道断です。
今はとりあえず、伊藤市長の回復を祈るばかりです。
17日午後7時50分ごろ、長崎市の伊藤一長(いとう・いっちょう)市長(61)が、JR長崎駅前にある同市大黒町の選挙事務所前の歩道で、短銃を持って待ち伏せしていた男に背後から数発撃たれた。伊藤市長は長崎大学病院に運ばれたが、2発が当たっており、心肺停止状態という。長崎県警は男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕するとともに、所持していた短銃1丁を押収した。
逮捕されたのは、長崎市風頭町、指定暴力団山口組系「水心会」会長代行、城尾哲弥容疑者(59)。調べに対し「伊藤市長を狙った。殺すつもりだった」と容疑を認めているという。
伊藤市長は、22日投開票の同市長選に4選を目指して立候補。
選挙運動の後に事務所に戻ったところを狙われたとみられる。
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自らと異なる意見、信条を持つものを暴力で押さえようとする行為、まさにテロリズムです。
絶対に許すことはできません。
しかも選挙中。
主義主張が違うのであれば、支持できないのであれば、選挙運動や投票行動でそれを示すのが「有権者」でしょう。
それを暴力で抑圧しようとするなんて言語道断です。
今はとりあえず、伊藤市長の回復を祈るばかりです。
「全国テストはプライバシー侵害」と仮処分申請 京都(アサヒ・コム)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が24日に実施する「全国学力・学習状況調査」はプライバシーの侵害になるとして、京都市と京都府京田辺市在住の児童と生徒計9人が16日、両市に自分たちへの学力調査の取りやめを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テスト中止求め仮処分申し立て 京都の児童、生徒9人(京都新聞)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月24日に実施される「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシー権や教育を受ける権利を侵害し、違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒計9人が16日、両市の教育委員会にテストの中止を求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テストをめぐる仮処分や訴訟提起は全国で初めてで、「家庭事情に踏み込む質問もあり、国や受託業者がこうした個人情報を収集・管理するのは問題だ」と訴えている。
文科省が昨年末に実施した予備調査では、質問紙調査に「自分は家の人から大切にされているか」「先生から認められているか」などの項目があった。弁護団は「プライバシーにかかわる生活状況調査で個人を特定することに正当性はなく、憲法や個人情報保護法に反する。国家による教育内容、家庭教育への介入に当たり、教育基本法にも反する」と主張する。
* * *
全国一斉学力テストの差し止めを求める仮処分がなされました。
来週、4月24日に、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に学力テストが行われることを知らない方がほとんどだと思います。
対象となっている児童生徒やその保護者にもほとんど知らされていないのが実態です。テストという性質上、問題内容を知らせないというのは当たり前ですが、今回の場合、テストの実施そのものや、テストの目的、採点・集計を民間委託することなどについて、全くなんの説明もされていないのです。
個人情報やプライバシーの保護の重要性が認識されるようになった昨今、今回のような、全く説明もせずに個人情報を取得するようなやり方は許されないと言えるでしょう。
個人情報保護の観点とは別に、学力テスト自体の問題点も指摘されています。
というのは、今回の学力テストは全国一斉に行われますが、これまでも地域ごとに学力テストを行ってきたところがあり、そういったところでは、学校ごと・クラスごとに順位をつけて序列化し、競争をあおってきたのです。
学校ごと、クラスごとに競わせるというと聞こえが言いようにも思えますが、その結果、「学力テスト対策」と称して類題を解かせたり、出来の悪い子には当日欠席させて平均点を上げようとしたりなど、非常に歪んだやり方を引き起こしているのが実態です。
しかもそれは、子どもたちの学力を上げるためというよりは、学校や教師の評価を上げるためにされています。
これが「教育」なのですか?
ちなみに、私は、そもそも、与えられた問題の「正解」を出す能力を計ったり比べたりすることにどれだけの意味があるのか、ということ自体にも疑問を持っています。
全国の小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が24日に実施する「全国学力・学習状況調査」はプライバシーの侵害になるとして、京都市と京都府京田辺市在住の児童と生徒計9人が16日、両市に自分たちへの学力調査の取りやめを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テスト中止求め仮処分申し立て 京都の児童、生徒9人(京都新聞)→記事全文
全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月24日に実施される「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシー権や教育を受ける権利を侵害し、違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒計9人が16日、両市の教育委員会にテストの中止を求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
学力テストをめぐる仮処分や訴訟提起は全国で初めてで、「家庭事情に踏み込む質問もあり、国や受託業者がこうした個人情報を収集・管理するのは問題だ」と訴えている。
文科省が昨年末に実施した予備調査では、質問紙調査に「自分は家の人から大切にされているか」「先生から認められているか」などの項目があった。弁護団は「プライバシーにかかわる生活状況調査で個人を特定することに正当性はなく、憲法や個人情報保護法に反する。国家による教育内容、家庭教育への介入に当たり、教育基本法にも反する」と主張する。
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全国一斉学力テストの差し止めを求める仮処分がなされました。
来週、4月24日に、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に学力テストが行われることを知らない方がほとんどだと思います。
対象となっている児童生徒やその保護者にもほとんど知らされていないのが実態です。テストという性質上、問題内容を知らせないというのは当たり前ですが、今回の場合、テストの実施そのものや、テストの目的、採点・集計を民間委託することなどについて、全くなんの説明もされていないのです。
個人情報やプライバシーの保護の重要性が認識されるようになった昨今、今回のような、全く説明もせずに個人情報を取得するようなやり方は許されないと言えるでしょう。
個人情報保護の観点とは別に、学力テスト自体の問題点も指摘されています。
というのは、今回の学力テストは全国一斉に行われますが、これまでも地域ごとに学力テストを行ってきたところがあり、そういったところでは、学校ごと・クラスごとに順位をつけて序列化し、競争をあおってきたのです。
学校ごと、クラスごとに競わせるというと聞こえが言いようにも思えますが、その結果、「学力テスト対策」と称して類題を解かせたり、出来の悪い子には当日欠席させて平均点を上げようとしたりなど、非常に歪んだやり方を引き起こしているのが実態です。
しかもそれは、子どもたちの学力を上げるためというよりは、学校や教師の評価を上げるためにされています。
これが「教育」なのですか?
ちなみに、私は、そもそも、与えられた問題の「正解」を出す能力を計ったり比べたりすることにどれだけの意味があるのか、ということ自体にも疑問を持っています。
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